海なのだよいろいろと

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「まぁ多分だけど麗のするような事はしないからな、それより少し休もう。」 俺には、いや…息子には休息が必要だ。 とりあえずテントを目立たさないようにする為に若干だが前かがみになりながらパラソルまで非難した。 ふぅ~危うく醜態を晒してしまう所だったぜ。 「っておい、それどこに座ってるか分かってるのか?」 「ん……ゆぅの膝。」 間違いのない回答をありがとう。 俺が非難して落ち着こうとしてる所に麗が座ってきてな………また息子が…………。 じゃなくてコイツは何してやがるんだよ。 「まぁ、降りてくれないか?」 てかこっち向いて座るとかやめてくれないかな………もうね、いやに刺激が強いと言うかね………恥ずかしいからさ。 「それは……嫌っ………それに……ゆぅの……その……あ、あたってるから//」 頬を抑えて悶える麗の顔は茹でダコのように真っ赤になっている。 てか俺も強烈に恥ずかしいんだよ。 麗に降りてもらいたいが…それをすれば俺は確実に醜態を晒してしまう。 かと言ってこのままじゃ収まりが効かないのも事実。 どうすんだよこの状況…………。
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