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それから昼飯の焼きそばを食べきり、その後片付けを終わらせる。
そしてサーフィンはどこへやらってな感じに、ビーチバレーをしたり他愛ない話をしりたりだな。
「そろそろ、帰るか。」
俺はまだ雑談を繰り広げる亮達に促すように言う。
もう軽く日も傾きはじめている頃。
夏とはいえ夜が近くなると潮風が吹けば水着ではキツい。
「もうそんな時間か、そうだなじゃあ帰るか。」
亮もそう言うと着替えるためか立ち上がる。
「なんで終わったみたいな顔してんのよ、こう言うのは家に着くまでって言うでしょ?」
何かと西井が言ってはいるが。
それってさ、遠足は帰るまでが遠足だ。
とか言う気を抜かずに帰れよってな感じのやつだよな。
まぁ西井は最後まで楽しくいこうと言いたいらしいが、凄くおしい。
「まぁ、西井が言うみたく最後まで楽しくな!」
俺はとりあえずそれだけ言って、人もまばらになった砂浜でパラソルを盾に着替えた。
亮はもう着替えていた………後は女性陣を待つだけ。
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