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「あぁくそぉぉ面倒臭い………これは亮に押し付けるか。」
とかなんとか愚痴をこぼしながらの帰宅中。
「ゆぅ……それ手伝うから………頑張ろ!」
あぁ麗さまさまだなこりゃ。
しかし麗の笑顔が眩しいぜコノヤロー!!
「麗が手伝ってくれるならすぐ終わるな。 ありがとう助かるよ。」
「そ、そんなこと……うぅ…………。」
照れる意味も分からんが、背中に抱きついてくる意味も分からん…………てか激しく歩きにくい。
うん…まぁ麗は家に帰ってから可愛がってやろうじゃないか!
そうと決まれば早く帰ろう。
てか既にすぐそこまで来てんだけどな。
「はぁぁ疲れた……学校とはなんて窮屈なんだろうな。」
帰ってすぐソファーでグデーっとなる俺。
麗は偉いよ、俺よりしっかり授業も受けてるはずなのに帰ってすぐには俺に飲み物を出してくれる。
「ホントに麗はいい嫁になると思うぞ。」
「うん……ゆぅのお嫁さんなら………なりたい。」
や、やめてくれ………流石の俺でも照れる。
もちろん麗は既に真っ赤………恥ずかしいなら言わなきゃいいのにな。
まぁそれがまた麗の良いとこだよな。
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