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それから色々と麗を堪能しつつ歩いていると、あっと言う間に祭り会場に到着。
う~ん………人だらけ………。
見ろ! 人がゴミのようだ!
うん、ムスカの気持ちがちょびっと分かった気がする。
てか何かしら麗は完全に出来上がってしまって大変だし。
何て言うのかな……いつにも増してデレが強いんだわ。
「とりあえず行くか!」
「うん! えへへ………祭りデートだね。」
腕にしがみつきながらデレる麗………これは俺が恥ずかしいな。
まぁ気にしたら負けなんだわ。
「うわ~良い匂いしかしないじゃないかよ。」
「うん……お腹空くね。」
あぁ腹の減りが尋常じゃないぜ。
取り敢えず何か買ってやるか。
「せっかくの祭りなんだ、好きなもん買ってやる!」
殆ど麗の親父さんからの仕送りが主な収入なんだけどな。
「やった……ゆぅ……ありがと!」
その笑顔で凄く心が痛い!
それを紛れるくらい麗に好きにさせてやりたいと思うね。
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