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まぁ、ここまで必要以上にチャイムを連打する奴は限られてくる。
大体だけど亮か麗だ。
そして麗が横で完全にデレデレになってるのを考えると………亮しかいないんだよな。
にしても今の麗はクールな部分が欠片もない……………。
だが可愛いから良しとしよう。
てことで麗を置いてリビングを出る。
そして喧しい奴…もとい亮を迎えに行く。
「取り敢えず、セールスお断りです、玄関に貼ってある『セールスお断り』のシール見えませんか?」
もうインターホンのモニターで確認したし。
亮だと分かればやりたい放題だな。
「押し売りでもセールスじゃねーよ! 早く開けろよいつまで待たせんだ!」
当然のように相当お怒りのようだな。
だがしか~し! これくらいでやめては男が廃る!
「え!? まだお金の準備が…………もう少し待ってもらえませんか。」
「俺は借金取りでもないっての! あぁ分かったチャイムの連打は謝る、だから開けてくれ。」
何か知らんがこれは開けるしかない感じだな。
もうそろそろネタも尽きてきたし開けてやるか。
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