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「なぁ亮、この御時世に生徒を廊下に立たせたりする教師はアイツ位だよな。」
「あぁ間違いねぇな、だけどバケツが無いだけまだマシだ。」
「そうだな……………。」
廊下に放り出されても監視はない、ってことで食堂に行って飲み物を調達して教室の前で座りながら雑談ってな状況。
誰もバカ正直に立ってる訳がない。
てかさっきから教室が盛り上がってるんだが………気になってしょうがない。
ガラガラー何て音をたてて開くドア………。
「お前らもう反省しただろ、戻っていいぞ。」
ジャストなタイミングで登場する服部半蔵………。
俺は亮に視線を送る。
『戻っていいみたいだぞ?』
亮も視線をこちらに向けてくる。
俺が読み取るからにコレは………。
『みたいだな、戻ってみるか。』
多分だが間違いはないと思う。
確証は皆無だが気にしたら負けだ。
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