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カポーン………………。
ジャー………………。
キュッキュッ……………。
「ふはぁ………極楽だなぁこりゃあ。」
カポーンから始まりシャワーを止めるキュッキュッで終わればもう分かるだろうが風呂だ。
「あぅ………熱い…………。」
横に居る麗は軽くのぼせ気味だな。
ただあまり見ないようにしているけどな。
だって装備なしだからなぁ………顔は見ても視線を下げることはない。
「ゆぅ………もっと見て!」
完全にのぼせたかな?
てか腕を広げながらジリジリ迫って来るな。
「さぁ出るぞ、いい加減にしないとのぼせるからな。」
「うん………続きは……ベッド?」
「続きはないからな、まず体育祭前日に頑張ってるバカはいないだろ。」
そう言ってささっと風呂場を後にする。
体を拭き終わりパジャマであるスウェットを着用した辺りに麗も出てきた………。
「ゆぅ………暑い………。」
何かしらフラフラしている麗。
とか思っているとふらっと倒れてくる。
体が熱い上に呼吸が大きい………。
取り敢えず体を拭いて服を着せないと!
もう裸なんて気にもせず全ての水滴を髪をドライヤーで乾かして部屋に運ぶ。
服は……俺のスウェットを代わりに着せた。
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