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見た感じただの湯あたりじゃない。
マジで熱でもあんじゃないかと思い体温計をどうにか探し当てて脇に挟む。
「ゆぅ………喉渇いた。」
どうやら喉の渇きで目が覚めたのか飲み物を要求してくる麗。
「お茶でいいな? とってくるから大人しくしてろよ。」
取り敢えずダッシュでお茶をいれて部屋に戻る。
するとタイミングよく体温計のピピピっという音が鳴る。
「麗、お茶持ってきたぞ。 できるなら座って飲んだ方がいいぞ。」
「ん……ありがと。」
「はいよ、あぁそうだ…ちと失礼するよっと。」
てことで体温計を取り出すべく服の中に手を滑り込ませる。
「え? あ……あん………ゆぅ……ダメぇ………。」
何を勘違いしているのかは知らんが卑猥な喘ぎ声は止めていただきたい。
そして何とか苦労して取り出した体温計のデジタル画面には……………37.6の文字が………微熱だな…………。
明日どうするかな………。
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