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それから二人の朝食を食べ終わり、今日の支度やら色々をやり終える頃、時計は7時30分をさしていた。
確か開始が8時30分だったから、まだまだ時間は余裕だなぁ。
なんて感じに今日の予定諸々についてソファーという絶対安らぎ空間にて考察していると………。
「なぁ麗……なんで制服に着替えてんだ?」
普通に学校に行こうとしている麗の姿が…………。
コイツ昨日は熱が出ていたにも関わらず、このクソ暑い中に外で運動しようとしてんだよな…………。
「ん? 体育祭……だよ?」
それがどうしたんだという顔を向けてくる麗。
そして何かしら嬉しそうな顔して俺の横に座ってくる。
「心配……してくれたんだよね………でも熱は下がったよ!」
何か絶対に休みたくないんだって感じで言るように聞こえる………。
こういうときってどう宥めたらいいのかね………。
まぁ最後は麗自身の意思に任せるけどな。
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