体育祭だよいろいろと

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そんでもって図書室に到着! 前もってクーラーをつけていたお陰で入った瞬間にひんやりとした爽快感を味わえた。 そして図書室の一角に周りと少し孤立した机の所まで行き、対になっている椅子に座る。 麗は引き剥がしてから隣に置いておく。 「涼しいな、汗が一気に引いていく感じがまたいい。」 「ゆぅ……何で剥がすの?」 「今は休憩中だからだ。 涼んだことだし温度上げとくか。」 麗も病み上がりだし汗をかかない程度に設定しないとな。 「よしこれでいいな、後はバレないように静かにしようじゃないか。」 「ん……ゆぅ……はい。」 いきなり、はいとか言われてもな。 まぁ腕を広げている感じから抱き上げろというのは分かるんだけどな。 「今はクーラーでくっついてても暑くないからいいけど、外に出たら離れてくれよ?」 「出来るだけ頑張る………だから……はい!」 「分かった分かった、ほらよっと。」 あぁめちゃくちゃ軽いぜ。 とは言っても綿のように軽い訳じゃなく人間にしてはだからな。 「あぅ………ん~……ゆぅの匂い。」 あまりくんくんしないで下さい………微妙に息があたって違和感がヤバいから………。
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