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心が砂漠から海に変わる瞬間だなこりゃ。
要は潤うってことだ。
体育祭の間ずっとこうしていたいな……涼しいのだけで最高だしな。
「お、やっぱり先客がいたか。 綾、誰か居るけど問題ないだろ?」
「問題あるに決まってるじゃない! それに誰かじゃなくて麗と菊池じゃないのよ。」
出やがったなバカ×2。
勿論それは亮と西井な訳だが………西井がいつにも増して頬が紅潮してるのは………やっぱり亮が変態を極めているからだな。
そんなバカ2人は何食わぬ顔で俺たちと同じように椅子に座り寛ぎだす。
「まぁ入ってくるのはいいけど静かにしてくれ。 気付かれでもしたら厄介だからな。」
「分かった、でもそれには綾が声を抑える必要があるな。」
そう言って西井の方にいやらしい笑みを向ける亮………顔が卑猥だバカやろう。
「や、やめてよっ……流石に学校はダメよ!」
「そうか、残念だな。」
あからさまに残念がる亮………コイツらなにしに来たんだと2人に言いたい。
麗が反応を示さないのは………また寝たからだな…………。
コイツもだけど、1日で何時間くらい寝るんだろうか?
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