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『借り物競争に出場の選手は入場門まで集合してください。』
また西井のアナウンスにより集合がかけられる。
それを聞いて俺と亮が動き出す。
何も語らず無言のままに。
それはまさに闘う前の戦士のごとく睨み合う。
「暑すぎる………喋る元気もない。」
「今日はやけに裕太と気が合うな。」
まぁただ暑いから無言だったんだけどな………戦士もクソもあるかよ………。
そして入場門に集まり、前の奴らはにピストルの音と共にスタートしていく。
それから俺たちの順番が回ってくる、何故クラスが同じなのに亮が横なのかは知らん。
そして俺と亮、他2名もピストルの音と共にスタートした。
とは言ってもお題の紙を取りに行くだけだけどな。
そしてお題の紙を取り、広げてみると……………『学園のアイドル』
抽象的過ぎるだろこれ…………。
「亮はなんだったんだ?」
まぁ亮も紙を見て唸ってる訳で動きすらおこしてない。
「あぁ俺はこれなんだけどさ、裕太はどう思う?」
亮が見せてくるそれには…………『学園のアイドル(男)』
抽象的過ぎるだろうが!
てかこれは人によって違ってくるよな?
どうするよこれ! とか言いながら騒いでいたら何か亮が閃いたようで…………。
確実によからぬ事を考えてるだろうな………。
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