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そしてその競技が終わり、また図書室という至福の空間に来ている。
しかも次に俺が出場する競技が二人三脚と言うことでまだまだ時間には余裕があるから急ぐこともない。
「にしても、なんでお前らまで居るんだよ?」
俺がそう言って不満を露わにする理由は分かるだろう。
「別にいいだろ、減るもんじゃないし。」
まぁここまでヘラヘラしてる奴なんて亮しか居ないよな。
ついでに西井もいるけど今回は大人しくしているみたしだし。
「ゆぅ……腕貸して……。」
「あぁいいぞ、ほら使え。」
「ん………ありがと。」
麗は麗でそう言って俺の腕を抱き枕にして睡眠体勢に入ったし。
俺はそのせいで寝にくいし………腕が柔らかな感触に包まれてるし。
まぁそれ以外は涼しいから問題ないし、麗の寝顔を見てると和むしな。
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