体育祭だよいろいろと

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「じゃあ打開策を教えてくれよ。 何かあるだろ?」 大して期待はしてないけど、変態は変態なりに策を練ってるだろうしな。 てかクーラー寒くなってきたな。 「あると言ったらあるんだけどな、気になるなら見てればいいんだよ。 タイミングは揺れに合わせれば完璧に動けるしな。」 てことは……胸の揺れに合わせて足を動かせと言いたいんだな。 それこそただの変態に成り下がっちまうな 「また微妙な打開策だな、まぁ極限になったら使わせてもらうよ。」 そう言いながら横に居る麗に視線を向けると。 むにゃむにゃしながら気持ち良さげに寝息をたてている。 ホントによく寝る奴だな、なんて思いながら髪を撫でてみる。 サラサラでいて繊細で綺麗な髪。 それを暫く続けていると麗が少し唸ったかと思えば…………。 「あぅ………ゆぅ………そこは……ダメ………。」 変な寝言を紡ぎ出していたり………。 何か良からぬ夢でも見てるよなこれ………俺は夢の中で何してんだ? てかコイツはどんな夢見てんだよ…………。
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