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取り敢えず手にシャンプーをつけてみる、もし相手が亮ならボディソープで洗ってやるとこだが、野郎と風呂に入る気はないから無いな。
「うゅ~~」
相手が亮ではなく麗なので後ろから頭をワシャワシャしてやってる。
「どうだ? 痛かったりしないか?」
まぁ自分の髪なら遠慮なんていらないけど、相手が麗でしかもこんな繊細な髪なら気を使ってしまう訳だ。
そして俺の問いに麗はと言うと、
「う、うん……気持ちいい……よ………。」
けしてやらしい事をしている訳ではないので悪しからず。
まぁ、ややこしい言い方をする麗も麗なんだが………。
「よし、洗い流すぞ~」
「うん………分かった…………。」
そう少し残念そうに答えていく麗………。
俺も少し名残惜しい感じはあるけど、髪についた泡を洗い流す。
「よし、それじゃあ交代だ、チャチャッと済ませるから風呂にでも浸かって待っててくれ。」
俺はそう言ってホントにチャチャッと体を洗い頭もシッカリ洗った。
「ゆぅ……ちょっと……狭いね//」
「そう………だな………。」
今は二人で湯船に浸かっているわけだが、
確かに狭い、しかもいろいろ見えてるから目のやり場に困る。
そんでもって照れないでくれと言いたい、俺も恥ずかしくなる………。
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