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そして貼り出されている表をみる俺と亮。
それには男女関係なしに名前が若い順番に書かれているらしい。
それから全クラスで10クラスある。
一年のときは11クラスあったから結構消えたってことだな。
「お、あったぞ裕太!」
なんて留年ヤバいなぁとか考えてると無駄に声を張り上げてきた。
「そんで何組だったんだ?」
「俺も裕太も同じクラスで今回は1組だよ。」
なんだ、前と一緒かよ………新しいクラスになって変わりがあると期待してたのにな……………。
「そんじゃ俺は行くことにする。」
俺はそう言って適当に二年一組を目指した。
「おい、人の話は最後まで聞くもんだぞ裕太。」
亮は何かしら言ってきたが変わりがないと分かった以上これまでの日常に変化はないだろ。
「知らねーからな、バチが当たるぜ。」
またもや意味深な発言を放つ亮、まぁ亮自体が意味不明だからさほど気にはしないさ。
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