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あのかなり恥ずかしい事故から少し時間は進み、
今は麗と二人で家に向かって歩いている。
「ゆぅ……あの……今日は……」
「分かってるっての、一緒に寝るんだろ?」
まぁほぼ一緒に寝ているんだが、許可をだして一緒は初めてかもな。
「うん……ありがと!」
あぁ眩しすぎるぜその笑顔。
もうこの笑顔が飯三杯くらいは余裕………でもないか。
「そんじゃ、早く帰ろうか!」
「うん!」
そう言って家まで少しだけ早めに帰った。
「はぁぁあ……麗……もう眠いから寝るぞ。」
「うん……うんしょ……いいよ……ぎゅう………えへへ//」
俺がベットに入りそう言うと麗も返事を返して抱き締めてきた………いや…しがみついてきたが正しいかな。
「麗…ちょっと寝にくい。」
「む……だめだから……このままがいい。」
麗はそう言って断固たる意志を伝えてくる…………仕方ないか。
「ゆぅも……ぎゅってして?」
か、可愛いじゃないかコノヤロー!
もう何でもやってやるよ!
その思いよろしく抱きしめ返してやると、嬉しのか恥ずかしいのかは知らないけど、俺の胸に顔をうずめてきた。
「じゃあ、おやすみ麗。」
「うん……おやすみなさい………。」
俺は麗の返事を聞いてすぐ眠りに落ちた。
とても心地良い環境のなかで…………。
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