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よし! 我ながらなかなかの出来栄えだな。
このこんがり焼けたベーコンの上に半熟の目玉焼きってのが最高だよな。
そして二枚の食パンをトースターに放り込む。
後は適当に箸とコップを出してっと、まぁこんなもんだろ。
「お~い麗~、朝飯できたぞ~」
てな感じに階段の下から叫んでみるが、寝ているのか反応無し……………。
めんどくさいけど、起こしに行くか。
と言うことで二階へあがり部屋の扉を開けると。
まだ爆睡している麗………寝顔可愛いな………じゃなくて起こさないとな。
「そろそろ起きないと間に合わなくなるぞ。」
「んぅ~……ゆぅどこぉ?」
寝ぼけてる麗も可愛いな…………。
いかんいかん惑わされるな俺!
「俺ならここにいるぞ、それより早く起きろっての。」
「ゆぅ~………ぎゅ……このまま……運んで?」
ホントに寝ぼけてるのかは定かではないけどさ、
朝っぱらから抱きついてくるわ、そのまま運べだわでどうしたんだろうな?
まぁ嫌じゃないからそのまま抱き上げてやったけどな。
それから麗が離れなくなったりと色々苦労したが、ようやく朝飯にありつくことができた。
やっぱりハムエッグ最高!
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