修学旅行だよいろいろと

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朝は必ずやって来る、しかもどんな日にも麗は横に居た。 今日は修学旅行、それに男女は分けられて部屋を与えられているから居ないはず………だった。 「あ、ゆぅ……おはよ。」 それがいつものごとく麗は俺の腹の上に居た。 なんで居るのかな…………。 「まぁ………おはよう…………んん!?」 「ん……はぁ……んぐ………。」 あぁぁぁ………朝からキスとか何やってんだぁ! 「おい、朝から何やっ………んぐ。」 「プハァ………おいし………まだ……足りない。」 そう言うと頬を赤らめながら3度目の接近を試みてくる麗。 「バカたれい! 何回やる気だよ。」 その勢いのまま軽く眉間にチョップを入れてやる。 「あぅ………いたい……。」 チョップが聞いたのか眉間を押さえて涙ぐむ麗。 そりゃそうなっても文句は言えないぞって話だな。 「取りあえず降りようか、それと朝から何やってんだよ。」 そう俺が呆れ気味に言うと。 何も気にした様子もなく……寧ろ照れた様子を見せる麗。 「それは……ゆぅが……可愛かったら……つい…したくなったから………ゆぅが悪い//」 なんで俺が悪くなるのかも分からないし、男である俺が可愛いのはよろしくないな。 「ん~まぁいいか、ここに居る理由も聞きたいけど止めとくかな。 あと、退いてくれ。」 俺が何もなしにすると言うと、どう思っているか知らないけど嬉しそうに笑みを浮かべて………。 「じゃあ……もう一回……キスしていい?」 え? いいわけないっしょ? なんて思っている内にディープな方をされた後、着替えると言って風のように消えた。
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