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「それはそれでいいとは思うけど、どうやって分けるんだ?」
そうやって俺の思う疑問を聞いてみたんだが、
「そうだ、どうやって分けるかだな、悪いそこまで考えてなかったわ、ただ俺と裕太は問題ないってことしか頭になかったな………。」
何やら亮にしては浅い考えだな、
でも亮がこんな簡単なことを見逃すなんて変だな。
「あの~あたしはコレでいいわよ。」
そう言って斎藤が指差すコレとは勿論タイガーなわけで。
「コレじゃないから、ちなみにドラゴンでもタイガーでもないからな。」
まぁそりゃ反論もするよな、
普段ならめんどくさいと思う所だが、面白いからそうでもない。
そして亮はタイガーの反論を見事にスルーして斎藤との話に戻る。
「それは助かる、それにしても竜って呼んでるってことは前から知り合いだったりする?」
「まぁね、一応だけど~あたしの彼氏だからね。」
それを楽しそうに話す斎藤からみて嘘ではなさそうだが。
こりゃまた驚き桃の木………うん、ヤシの木に突入するほどでもないか。
それにしても何故だ、何故タイガーは、やっちまった! てな顔をする?
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