22485人が本棚に入れています
本棚に追加
｢行っちゃった～、ねぇ…この際４人で行こうよ。｣
行ってしまった斎藤とタイガーを遠巻きに見ながら西井がそう提案してくる。
まぁ俺はどっちでも問題はないかな。
｢綾が言うなら俺はいいよ。｣
そう亮が返すと少し頬を赤らめる西井………。
白昼堂々ノロケかコノヤロー。
｢俺はどっちでもいいよ、麗はそれでもいいのか？｣
確認のため麗にも聞いてみるが、
少し思案の後。
｢うん……わたしも……ゆぅが居ればいいよ。｣
うわぁ～～ヤッパリ恥ずかしい。
はっ!! これってさっきの西井と同じじゃないか！
こりゃあ人のこと言えないわな。
｢やめてくれ恥ずかしい。｣
｢じゃあ……ゆぅが居ないと嫌。｣
言い方変えただけで意味なんて一緒だから………にしても恥ずかしい………。
｢そこの２人、ノロケもいい加減に行くぞ。｣
知らない内に先に進んでいた亮がそんなことを言ってくる。
｢うるせぇーお前らもデレデレじゃないかよ。｣
｢ち、ちょっと菊池くん！ デレデレとか……そんなんじゃなくて………その………。｣
ほら見ろしっかり照れてるじゃないか。
これをデレデレ言わず何という。
てか最初の頃のツンは何処へ………もうデレしか残ってないぜ？
最初のコメントを投稿しよう！