キャンプだよいろいろと

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それからの2日は海に行ったりしたものの寒すぎて入れず部屋で待機などで過ぎて行った。 てかあれだよね、海とかまだ寒いの分かってて水着持参とか馬鹿なことするんだろうな。 校長の馬鹿さ加減は半端じゃないってことだよな。 そして修学旅行が終わって次の日の朝。 そして明日は亮達と行くキャンプの日というハードスケジュールな訳だ。 「ゆぅ……できたよ。」 そう言ってテーブルに並べられていく朝食の品々。 「おぅ、ありがとう。 んじゃいただきます。」 「いただきます………。」 そうして2人だけの朝食をとる。 まぁいつも2人なんだけどな。 今日は珍しくパンじゃなくて、ご飯。 サンマに味噌汁、それに白ご飯にたくあんと日本人ならではの朝食だな。 「ごちそうさま、何時もながら旨かったよ。」 「うん……ありがと。」 なぜに照れるんだ………。 でも照れてる麗は可愛いぜ。 …………末期だな…………………。 「ゆぅ………。」 そう言うから末期だとかは振り切って振り向いてみると。 「どうかした…んぐ!?」 いきなり何かと思えば、それで終わりでは無く、 いやらしい音をたてながら麗の舌が侵入してくる……。 「ん……はぁ……はぁ………ぷはぁ………まだ……後5回くらい………。」 「後5回は無理だバカ!」 その勢いのままデコピンをパシっと眉間に放つ。 「あぅ………いたい………。」 「ふぅ……朝からどうした?」 しかもディープな方だから襲う手前まで気持ちが緩んじまったじゃないか。 まぁそんな勇気はないんだが。 「ずっと…してなかったから……我慢できなかった………、だから今日から毎日する。」 顔を赤らめトロンとした目でそう言ってくる麗は、少し間違えば危険なスイッチが入りそうな感じだ。 てか新たな決め事を追加したのはなぜ? 「まぁ麗がしたいならいいよ、俺も嬉しいからな。」 そう言うと、じゃあもう1回てか言いながら迫ってくる麗。 じゃあって使い方おかしいから。 てかどうする俺! 逃げるか? 無理だよな、どうするよ俺!
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