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麗の心臓に悪い発言もあったりしたが、なんとか買うものだけは買うと我が家へと帰ってきた。
「はぁ……疲れた気がする。」
帰宅早々に溜め息がでるなんてな……マジで疲れたかもしれない………………。
「ゆぅ……ご飯食べよ?」
でも、こんなに可愛く聞かれたら疲れなんて吹っ飛ぶってもんだよな。
「おう、いつもホントに助かるよ。」
そう言いながら頭を優しく撫でてやる。
と言うか撫でたくなった。
「あ………うゅ……またいきなり………。」
撫でられている麗はと言うと、テーブルに食事を置いた体勢で目を細めて唸っている。
「よし、食べようか。」
そして撫でていたのを止めて箸を持つ、いつものことだが旨そうだよな。
「あ………もう……終わり?」
なんでそんなに名残惜しそうな視線を送ってくるんだ。
しかもめちゃくちゃ可愛いじゃないか。
「後でずっとやってやるから今は食べよう。」
「むぅ………分かった。」
何か少し納得いかない感じな麗だったけどまぁ大丈夫だろ。
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