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そしてベッドに侵入するなり抱きついて来るのはいつものこと、
いつもはここまでですぐ夢の世界へ行くんだが、今日の俺はちょっとばかり違う!
その意気込みにまかせて、抱きついて来た麗を引き寄せるように抱き締め返してやる。
「あ………うゅ……ゆぅ………。」
いつもの俺じゃしない行動の連発で何やら麗が照れたり悶えたりと忙しいけど、そのうち慣れるよな。
まぁ時期的には夏に近いから少し暑いけど関係ない。
麗が喜ぶことをし続ける、ただそれだけ…………。
「今日はこのまま寝るからな………明日は早いから……寝ないと……起きれない…ぞ…………。」
もう眠気が……夢の世界から使者が……………………。
夢の世界に旅立つ瞬間に麗が何か言っていたような気がしないでもないが聞き取れなかった。
今日は、俺なりに成長出来たよな…………きっと……………。
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