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「分かったから早く説明しやがれタバスコ目薬!」
「余計なあだ名は止めろ、それに早く来たのには意味がある。」
亮はそう言ってグダグダ説明をしていった。
結論から言うと………早くしないと道路が混むってのと、要姉ノリと西井が麗のパジャマを見たかったというものだった。
後者の2つは不純だったりするが、ちゃんとした理由もあるからいいだろう。
後、西井さん……一生懸命に麗を撮影するのは止めていただきたい………フラッシュで目がチカチカします……………。
「まぁそう言うことなら仕方ないか、ちょっと待っててくれ、急いで着替えて来る。 麗も行くぞ。」
「ゆぅ………。」
麗はフラッシュに目がやられたのか俺の服をしっかり握って付いてきた。
そんな小さな動作が可愛いんだよ!
今ので目が覚めた気が…………しないでもない。
それから直ぐ部屋に戻り着替えに取り掛かる。
「よし、ダッシュで着替えるか。」
「ん……じゃ…わたしは……見てる。」
いやいや……自分も着替えないとダメだろうに…………。
「麗は向こうの部屋で着替えてこようか。」
「むぅ……ケチ………分かった…ここで着替える。」
俺はケチじゃないからな、まず麗の言動に問題ありだろ。
はいそこおかしいから! 普通にバサバサ服を脱ぎ捨ててるし………。
「ゆぅ……見る?」
何してんだこの娘は!
まぁ呼ばれた時に見てしまったのは不可抗力だからな。
早く着替えるか………………ここで麗の誘惑に負ける訳には行かんのだよ!
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