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とりあえず動く前に車で食事を済ませた。
凄く美味しく思えた気がする………。
麗は腹がいっぱいになったのか俺に真正面から抱き付いて夢の世界へ旅立っている…………。
なんとも可愛らしい寝顔だな…………。
そういや西井はまだ元気がないようすで………。
「仕方ないな…西井、カメラ貸してくれ。」
そう言うと明らかに元気がない返事を返してくる。
「え…あぁいいわよ。」
そうして渡されたデジカメのピントを気持ちよさそうに寝る麗にあわせる。
カシャ………そんな効果音を残してディスプレイには麗の寝顔がバッチリ撮れた。
「西井、これで少しは元気になれるんじゃないか?」
なんて言いながら西井にカメラを返却した。
「何を撮ったか知らないけど、そんな事で元気になるわけ……あるかも……。」
西井……かなり元気になりやした……ニヤニヤしながらディスプレイを凝視………変態にしか見えん!
それはさておき、そろそろ出発しますかね。
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