22485人が本棚に入れています
本棚に追加
/291ページ
さらに俺の首にガッチリ腕を回してきた。
要は俺の顔の真横に麗の顔があるわけで。
そして周りの奴らは唖然のまま凝視……………。
俺……困惑………。
麗……顔見えないから不明。
「おぉ裕太もやるときはやるんだな。」
なんて呑気に絡んで来たのは亮しかいないのは確実だ。
「おい亮、見てないで現状をおさめることが出来る策を頼む。」
「残念なことに今から忙しいんだ、自分でなんとか頑張ってくれ。」
ニヒルに笑いながらその言葉を残して去っていく亮……………あいつ逃げやがったな………。
「ん~まぁ……取り敢えず離れようか。」
「む………やだ………。」
意味が分からん………。
てことでむりやり剥がした後、自分の席に戻すことに成功した。
むりやり剥がしたせいで元気がなくなりはしたが後からどうにかすれば問題ない。
それはいいんだが……周りの奴らが問題だ。
元気がない麗を見て俺が原因と分かると殺気を放つ始末………。
これは麗にどうにかしてもらおう。
最初のコメントを投稿しよう!