キャンプだよいろいろと

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それからひたすら暇を潰すこと20分…………。 「なぁ亮、他に何かないか?」 今は部屋にあるソファーで亮と二人してグダっている………てかこうなるのは暇の限界に達したからなのは言うまでもないが。 「無い……な、仕方ないな、俺は綾とイチャイチャしてくる。」 とか言う亮はホントに部屋から出て行ってしまった…………。 俺………下手したら孤独死するぜ? なんて傷心の道を進み半鬱状態に陥っていると…………。 「ゆぅ……大丈夫?」 いつ入って来たかは分からんが、俺の顔を覗き込んで不安そうに見つめてくる麗が居た。 「あぁちょっと暇が究極になっただけだ、でも麗が居れば暇じゃなくなるな。」 なんて臭いセリフを吐いてしまったりしたが。 「う、うん………ありがと。」 何かしらもじもじしながら照れる麗がいた……………。 「そんなとこ立ってないで隣座れよな。」 まぁほっといたら帰るまでもじもじしてそうだったからな。 そして麗はコクっと頷いて俺の横に可愛く収まる。 「ほぇ!? あ……あぅ………。」 え? 何したかって? 横から抱き締めただけですが何か! 何て言うか……ほぇ? って可愛すぎだろバカやろーー! 
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