これまでのあらすじ

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堂国と翔国の戦は翔国の勝利に終わり、堂国国王である雅永(がえい)の首ははねられ、残った一族の命も危なかった。 しかし翔国国王飛龍(ひりゅう)が堂国王女清蘭(せいらん)を見初め、清蘭を妃にする代わりに一族の命を救った。 父の仇である飛龍の妃になり、清蘭は飛龍に復讐の炎を燃やしながら抱かれる。 そして後宮にいるうちに飛龍の過去について知ってしまった。 飛龍は前国王であり、父である鍬凰(しゅうこう)の妃、紫月(しげつ)を愛し、不義密通の罪を犯していたのだ。 紫月は前国王が崩御してからも後宮に残り、密かに飛龍と通じ、娘まで産んでいたのだ。       
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