その日まで

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「ミノルやるじゃん」 あずきは笑いながら言う 「たまには行っとかないとね」 私はひきつりながら返事する 「あずき、それでなんだった?用事?」 「いやいや、暇だから一緒に遊ぼーと思っただけ~」 「なら先に家帰っといていーよ」 私の家は高校のすぐ近く、徒歩3分ってとこ。 古いアパートに住んでて、治安も別に悪くないから、ついでにとられて困るようなものは特に無いからほぼ鍵は開けっ放し。 「わかったー!じゃ早めに帰ってきてね!」 慣れてるあずきは一言返事。 「んじゃ行ってくる~」 こんなんだから家にはたいがい仲のいい女友達や男友達がサボリに来たり何故かいる。 .
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