6/43

252人が本棚に入れています
本棚に追加
/46ページ
さっさと叫ぶ夏木をあとにすると、急ぎ足で食事に向かった。 半分呆れながら、半分はどうしてあんな馬鹿に惚れたのかと悲しくなる。 あいつは今時の高校生そのもの。全く、嫌になる。 有坂は自身が悲しい表情を人知れずしていることをしならない。 * 「ありっさかちゃん~、今日のスキー教えてよ~」 なんで朝からこんなハイテンションなんだ?それに年上は敬うもんだ。
/46ページ

最初のコメントを投稿しよう!

252人が本棚に入れています
本棚に追加