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清々しい朝、暖かい朝日と鳥のさえずりで目が覚めた まだ役目を果たせずにいる目覚まし時計を止めて勢いよく伸びをした 「ん~!!気持ちい朝だっ」 この清々しい朝に 柵原佳奈の1日が始まる 少し余裕があるが高校の制服に着替え、母のいる一階へ向かった リビングには エプロン姿の母がいた 「あら、佳奈今日は早いのねぇ」 「まぁねぇ~」 得意気に答えて朝食のトーストをかじる 朝食を食べ終えて気合いを入れて玄関へ立つ 「いってきま~す!!」 「いってらっしゃい!」 元気な挨拶に 元気な母の声が帰ってきた これから起こることを 今は誰も知る余地もない
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