愛しい君の名を

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いつも 一緒にいるのが当たり前で。 俺が笑えば 隣の君が笑ってくれる。 この上なく幸せな日々だった。 いつでもどこでも一緒で。 たとえ、離れていても ココロはいつも一緒だった。 きっと俺達、死ぬ時も一緒なんだろうなって 笑いあってた。 ──なのに。 今、俺の目の前に君がいるのに、 手を伸ばせば届く距離にいるのに、 こんなに遠く感じるのは 何故? 白いベットの上に横たわっている君。 透き通るほど白い肌。 サラサラの黒い髪。 男にしては 華奢な体。 目の前にいるのは 確かに君なのに、 "君"はもうココにはいない。 遠くに行ってしまったんだ。 俺をおいて。 .
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