記憶

2/7
192人が本棚に入れています
本棚に追加
/367ページ
一年前 『仁~遅れるよ』 これは、俺の彼女の桜。 『そうだぜ早く行くぞ。』 『仁、早く早く』 このふたりは蓮と香だ。俺達は幼稚園からの幼なじみでいつも何をする時も一緒である。 『今いく!』 こうして四人で買い物に行った。 『はぁ~、来週から高校か~、一人なんて辛いな~』 蓮が言い出した 俺達は今年から高校生になる、俺と桜は普通の公立で桜は県内指折りの進学校で、蓮は俺と同じ高校を受験したが落ちてしまい滑り止めの高校に行く事になった。 『あんたが頭悪いのが原因でしょ』 蓮の発言に香が冷たく言い放つ。香はスタイルが良く顔も可愛いくて頭も良い。ちょっと性格がキツイ(蓮にだけ) 『そ、そこを言わなくていいだろ。』 蓮は言い返した。 蓮は頭は悪いが格好良く社交的である。 コイツなら、一人でもやって行けるだろう。 『もう、二人ともやめなよ』 二人を止めようと桜が間に入った。 桜は、頭はそこそこ良く顔は可愛いと言うよりはキレイ系で誰よりも皆の輪を大事にしてる。 そして、四人で近くのショッピングモールに着いた。 『たまには、二人でデートしてきなよ。私はこのバカと行くから』 香は着くなり俺達にそう言った。 (俺達に気を使ったのか、それとも蓮と二人で居たかったのか…)
/367ページ

最初のコメントを投稿しよう!