記憶

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おかけで久々に二人っきりで過ごす事になった。 『二人でデートするの久しぶりだね。』 桜は二人っきりなるなりそう言った。 『そうだな』 『仁』 桜は突然を俺の名前を言った。 『どうした、突然?』 『仁、香と同じ高校受かったんでしょ?』 実は俺と桜は蓮と対象的に公立が滑り止めで本命は香と同じ進学高校だった。 『なんでそれを?』 俺は驚き聞き返した。 『おばさんから聞いたの、なんでなの仁あの学校でテニスするのが夢だったでしょ、あたしに同情したの?』 桜は泣きそうな顔になりながら俺に言った。 (そんな事を考えていたのか?) 『お前と違う高校なんて行っても意味がなんだよ。』 『えっ‼そうだったの、ゴメンナサイあたし仁が私に同情してかと思った。』 俺は桜にそんな事を思わせていたのか、確かにそうかもな…でも俺は桜がいなかったら高校なんて行きたくないと思ったから。 『悪かったな、俺はお前と高校生として生きていきたいんだよ』 俺は笑いながら桜を見た。 『そっか私もだよ』 桜はそう言いながら俺に抱き着いた。 そして、俺は抱き着いた桜の手を少し緩め軽くキスをした。 〔ピロピロ〕 そんな時、桜の携帯がなった。
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