初彼氏

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でもいざ二人きりになるとなかなか話が始まらない… すごい緊張してただ下を向いてた。 先に話してくれたのは隆耶で 隆「走ってこなくても良かったのに。こけたらどうすんの?」 って笑いながらいつもどうりに心配してくれたから何だか気が抜けた。 隆耶の優しさだよね。 愛「写真…絵がいっぱい描いてあって、顔とか全部見えないくらい埋ってたんだけど…でも嬉しくて…早く隆耶に会いたくて…」    もう泣きながらだからうまく話せない。 隆「嬉しかったってことは、自惚れても良い?てか、独占しても良い?」 そう優しく聞いてくれた隆耶に、言葉がうまく出ないから首を縦に振ることで返事をした。 すごく大げさに喜んでくれる隆耶と冷やかしながらおめでとうって言ってくれる龍樹たち… この頃は、この人たちと居るのが一番の幸せだった気がする。
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