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波乱の幕開けとなった中学生活も行かなくなってもうすぐ1年。
定期テストは先生の計らいで放課後に校長室で受けた。
勉強は嫌いじゃないから、成績だけは良かった。
でも、人と話すことも無くて遊ぶことも無くてなんだか暗い毎日。
そんな状況を変えたいな。
と思って学校に行っても、教室に入るだけで吐き気がした。
皆が珍しいものを見るような目で私を見るたびに泣きそうになった。
行かなきゃ…とか、頑張れって先生の言葉とか聞くたびに熱が出た。
幸い両親が行かないことを責めないで居てくれた。
だから家には居場所があった。
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