奇妙だが憎めない少女

2/3
前へ
/58ページ
次へ
しずえとは教会で出会ったはずだが… やたら世話好きな少女という印象だった 当時俺は妻を亡くしており男手ひとつ幼い息子を育てており周りからは「兵役を逃れている」と白い目でみられていた そこへいきなり入り込んで来たのがしずえだ 「なにかお手伝いできることはなかでしょうか?」 屈託のない笑顔で言ってきたのだ さすがに留守中に上がり込み息子の昼飯を作ったときには叱責したが 後々は助かると感じる事の方が多かった
/58ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1051人が本棚に入れています
本棚に追加