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人が睡眠に入ってゆくとき、
徐々に意識が消えてゆき、時には入眠時幻覚・幻聴などがあらわれますが、やがて気絶の睡眠を迎えます。
このプロセスは良く知られたものですが、実はもう一つ別のコースがあります。
それは眠りに落ちる少し手前で、自分の肉体感覚が肉体から外れる体験が起きる事があるのです。肉体という服を脱ぐような感じで、それを脱いだ後も、自分は身体をもっています。
睡眠に落ちて気絶したり、夢を見ているときは、自意識(自覚)が消えているものですが、肉体という服を脱いだときは、自意識があります。
つまり肉体は寝ているが、その肉体を脱ぎ捨てた自分の意識は覚醒しているのです。
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