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デモニッシュが、そんな事をするんだ。」 「それは、キリストに全人類を呪わせ、その怨念を限りなく増幅させるためだ」 「ちょっとまて お前はキリストが全人類を恨んで呪ってると言うのか? それはローマ帝国が迫害して、命を奪ったからか? 弟子達が裏切ったからか?」 「いや それに、ついてはキリストは過去の事として許してると思う キリストが恨んでるのは人類が長きに渡ってキリストを冒涜し、今なお、冒涜を続ける事実にたいしてだ。」 「人類が長きに渡ってキリストを冒涜した? 何を言ってるんだ そんなばかな」 「それにきずかないのは、人々がキリストの身になれないからだ。 つまり人々はキリストを愛していないのだ。 弟子たちもキリストを利用するしか考えていない。 だから、キリストの苦しみも悲しみ理解してやろうと言う気持が、起こらない。 だから知らない間に延々とキリストを冒涜し、未来までやろうとしている」 「お前、自分がキリストに、なったつもりなのか?」 「はぐらかさず聞け 人々は冷静に考えれば当たり前の事を自分達の都合で無視してるに過ぎない。 弱肉強食だって、それならまだいい、 核の問題だって、みなそうだろう。 前にダ・ヴィンチコードが話題になった時マグダラのマリアがキリストの伴侶では、ないかと話題になった しかしキリスト教会は一笑に付したし、人々も、いつのまにか忘れてしまった。 そりゃそうだ、世の中には1000万を超える尼僧がいる。 それらの女性は伴侶を持たないキリストの妻の一人だと思い処女のままの奴だっている。 もし、キリストに正妻がいれば、その女達は全てキリストの」 Bは、そこまでてこれに関する発言を止めた。 やはり、それ以上の発言は口に出しずらかったんだろう。 「しかし、考えて見ろよ キリストは布教を始めたのは30才、それまでは普通の人間として生きて来たんだ。 俺達と同じように一人の男として家族を愛し他人を嫉妬し初恋をし、熱い時には汗をかき、寒い時には身をちぢこまして生きてきた。 そいつが信じているものから裏切られ、家族から離され、全てを否定されボロ切れの様に死んで行った。 ところが人々は、それを反省するどころか、口では感謝している、偉大な生涯だと称えながら、あれは、あれで彼の受難なのだと、キリストが、その運命を受け入れるのは義務とでも思っている。 そうゆう
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