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俺は冷静さを失い隠していたゴキブリ、百匹ナメクジ80匹を、一度に庭に放った
あっちこっちで悲鳴がおきた
それを見てた奴が、警察に通報して、俺は生まれて初めて警察に補導された。
いいか、都会に生まれた奴は一回や二回こうゆう経験が」
「あるか💢アホ
お前って奴について考えが変わったわ」
「そりゃすまんかったが」
「とにかく、これで気がすんだんだな」
「まあ、一応は」
「これで本題に戻るぞ」
「ああ、こうなりゃ俺も男だ
スパッと行ってくれ」
「なんのこっちゃ
とにかく、俺は思ったわけだ。
この丸い土俵の中で共存する事って考えられないんだろうか?
そりゃお互い強力なハサミや角を持ってるんだから平穏無事なんて望めないかもしれない
せまい中で時には体がぶつかり、時にはかっとなって、角や挟みを突き付け合うかもしれない
体もキズだらけに、なるかもしれない
しかし、それでも、殺しあったり、追い出し合うより、いいんじゃないかって」
Bの鼻をしゃくる音がした。
「お前ないてんのか?」
「なっ泣くわけないだろうが
電灯の加減で涙が光ってるように見えるだけだぜベイビーイェイ」
「あのな」
「なんだ文句あるか?」
「見えねえんだよ、境があってお前の事を全然」
「( ̄▽ ̄)
確かに、お前の言う通りかもしれない
お前と三角関係になった時、俺は一刻も早く、この、めんどくさい事をおわらせなきゃならないと思った。
それには、二つしか方法はない
俺が手を引くか
お前に手をひかせるかだ。
俺が手を引く事はかんがえられなかった。
別にアイツを愛してたからじゃない
お前に負けたくなかったから
それだけじゃない
この三角関係の原因を作った、アイツにも、俺は、なめられたくなかった。
だからその時は、この三角関係のケリつまり俺が勝利すれば俺はアイツとわかれるつもりだった
お前には悪いが俺は、そうゆう人間だ。」
俺は笑って言った。
「その続きは、俺が言おう。
俺達は、自分のメンツのために、いがみあった。
仲が良かったが、いや、仲が良かったからこそ、お互いに後ろを歩きたくない
お互いの心の中に、いつかあいつより前にでてやろう、そんな気持があって、それが、余計いがみあいをヒートアップさせた。
どうだ、間違いないか」
「ハハハ
しかし、しばらくすると、あいつの悪魔性に俺は気がついた。
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