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「やべえ、本気でおこらした
実力差がありすぎるから平謝りにあやまらないと
もうしわけありません本人も重重はんせいしておりますので穏便におとりはらうことあらあらかしこ」
「本人ってお前じゃないか」
「ですから私も私本人もそろって頭をさげておりますので、そのへんの事情を汲んでいただければしゅうちゃくしごくでございます」
「だめだ
てめえら人間じゃねえ」
「ひえ~叩き切るつもりか」
俺は頭をかばって怯えた。
「 説教してやる」
「(・◇・)? 説教
あの武力行使は」、
「しません
明王達に、やらせて我々は高みの見物
相手がボロボロになったところで猫なでなでごえで説得して洗脳します
自分では手をよごさない
これが仏の流儀です」
「いんけんて言うか、よく明王達かゆうこと聞きますねえ」
「ちゃんと教育してますから
そもそも明王達は盛り場でケンカしている若い衆の中から♪腕と力と勇気の子
をスカウトして来て養成します
ぞくに言う技の1号力の力の2号ともうしますが、そう言った片寄ったタイプではなく♪ 力と技の風車が回る、赤い赤い仮面のVスリータイプが好ましいとされます
連れて来たやつは最初ははしにも棒にもかからないので、まず事務所の掃除や下足番をさせます。
礼儀しらずですから(うっせーめんどい)とかぬかして、この時点で小指が一本無くなります。
それから、ある程度礼儀ができるようになったら事務所の電話番をさせます。
まあ、しかし、まだ忍耐力が足りませんから、うまくいかないと「ウゼッテエ」とか暴言をはいたりなんかしまして、このじてんで、もう一本指が飛びます。
それから、しばらくしたら一度軽い不始末を起こさせて、すこし入ってもらいます。
まあ、こうやって修行を積めば、こっちが何もいわなくても雰囲気でさっするようになります。
そこまでいけば、こっちの物何しろ本人も命令を受けたと言う確信がないわけだから
もし本人が破れたりして、捕らえられたとしても、こちらの名前を出すわけないし、もし出されたとしても本人に自信がないから、こちらは、いくらでもばっくれる事ができるってわけよ」
「インケンですね
どっかの世界みたいですが
そうやって貴方たちは今の地位を手にいれたんですね」
「おうよ
文句あるかい」
「いえ、とってもわかりやすくて結構です」
「さて、君の事だが
本体に任せ
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