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過ぎず辛すぎずしょっぱすぎず苦すぎず酸っぱすぎずこってりしてまったりしてさっぱりしていた。
つまり違いは、お互いが味を殺し合い絶妙なバランスを、つくりあげてる事からでるのだ。
昔復刻版ジャンプコミックで見た包丁人味平にはケンカカレーと言うのが出てくる。
これはカレーのルーにソースと醤油を混入してルーを作るやり方で、最初は両方が勝手に味を出して食えたものじゃないが、1日寝かせると両方の味が殺しあい絶妙な味をつくる。
これがケンカカレーだ。
同じ理由で汁物が不味いのは、作ったばかりだからだろう
しかしなんで?
「おそらく、あの汁物を1日寝かせて、それを下地にして料理をつくり上げるんじゃないかな
汁物は寝かせる前だから当然不味い」
と坊の部屋に戻った時Bは言った。
「じゃあ、なんで未完成な物を汁物に、使うんだ」
「あれは、下地なんだ、完成したら菜ものになるんだ」
「?」
「要するに独立した汁物は作らないんだよ
当日の仕込みを汁物として出して翌日は、残りを下地にして菜ものを作るんだ」
「💢なんで、そんな事をするんだ」
「もったえないからだろ
汁物に代用できるわけだから、しない手は、ないってわけだ」
「しかし、翌日になれば美味しくなるわけだろう
なんで、そんな不合理な事を」
「あの人守銭奴なのかな?」
「え、どういう事?」
「いいか、守銭奴と言うのは、ひたすら自分の利殖に走る奴を言う」
「あのオッサンそうだろ」
「そうとも、いえないように思える
例えば、このバイキングだけど一汁一菜だから俺達の口にははいらないけど、量も種類も普通のレストラン並だったぞ
残った物は冷凍庫に保存して使うんだろうけど、あれだけの量だから電気代もバカにならん
つまり一汁一菜は、意味が、あるかどうかだよな」
「じゃあ、アイツは、金を儲けのためにいろいろやってるんじゃないってのか?」
「ベッドの境の事だが、あれは、下から持ち上げない限り、ビクともしない構造に、なってるんだ
叩いたから、わかるんだが、普通はシャッターなんか下の方がガタガタ言うんだが」
「思いっきり叩いたのか?」
「ああ、」
「…・狭いよ~恐いよ~」
「(`ε´)お前とは、もう話しねえ」
「すまん、すまん
続きを💦」
「とにかく、これだけの装備だから、金は、かかってるはずだ。
とてもじゃないが
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