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「あーしもうた、また、コース間違えた。この前は36回失敗して降りた時には脳卒中おこしとった」
「( ̄□ ̄;)!!」
💨💨💨💨💨💨💨💨💨💨
「とり押さえろ
安心せい、生きとるわ
ピンピンしとるわ」
住職は小坊主に話かける。
「元気で、この前オリンピックにでてたよな」
「お言葉ですが
あじゃり
あれはパラリンピックです」
😆💨💨💨💨💨💨💨💨💨
「💢えーい
男の癖に往生ぎわが悪い
どっかしばりつけとけ」
俺はガクンとして、周りを見た。
うつ伏せに、されているので上は見れなかったが、下のレールは、はっきりと目に入った。
どうやら俺の目の前にあるのは、ジェットコースターの昇降レールのようだ。
体が登っていくのをかんじている。
その時俺は、はじめて気がついた。
俺は、もて遊ばれている。
俺の命は奴の手の上で転がされ生きるも死ぬも奴しだい。
いまさら気づいても遅いが、気づかないよりましだ。
なんでましか?
もし、死んだ場合、誰を恨むのか、わかるだろう
もし、それも、知らずに死ねば、なんの目的もなく、ここで浮遊れいに、なりそうだ。
それに生き延びた場合は電話で悪口雑言が言えるなんて、こんな時に俺もよく、こんな、ひねくれた考え方できるな
まじやばいのに
あれ、また下り坂だ
加速が始まった
ひえ~
「おーそうやった、お前ら懐中電灯の電池足りとるか」
住職はげんなりしているBに話かけた。
「あっそうだ」
「あそこで明かりがないと命の保障はできんぞ」
「電池ありますか?」
「いくついる?ばら売りは、せん」
「やっぱり
それじゃあ一つ(パック)」
「おい、持って来い一箱お買い上げや」
「ひと箱
一箱~(¥△¥;)」
「😆😆😆😆😆😆😆😆」♻⤴⤵⤴⤵〓➰⤵⤴
うっぷ、おえ💦
ぐえぐえぐえ
げっ げっ
もう、いかん」
スポッ
俺はネットの上に落ちた。
住職のモニターに、ゲームオーバーと表示がでてランキングと点数がでた。
「くそ、うでが落ちたな、こんどはトリプルアクセル三回転ループ成功させる」
「ひえ~お助け~」
上を見ると卵を割るように2つに別れた乗り物は、また一つに戻り反対側に登っていった。
俺は、暫く動けなかった。
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