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「俺に聞いてもわかるか?」
結局大阪で出頭した。
大阪の天満署で嫌と言う程絞られて、それから警視庁に引き渡された。
とゆっても重要参考人で任意なので引き渡しと言うのは、おかしいので協力するように天満署で言われ一応おとりはなしになったのだが東京からやって来たパトカーがぴったり護衛?してくれて今度は警視庁へ
やっぱりガンガンやられたが最近デカイ冤罪がマスコミに叩かれた事もあり警察も多少ピリピリしていたせいもあって、なんとか夜中までには解き放してくれた。
その日は帰宅したら体が動かないほど爆睡してしまった。
翌日から会社に出社した。
1日か休んでないのに何年も休んでたようなきがする
人間の匂いが懐かしい
しばらくバケモノといたせいだろう
会社の仲間は俺が波乱万丈の1日を送った事をしるよしもない。
まあ、それでいいんだが、なんか、みんなより大人になったような気がした。(それじゃあまるで人夏の経験をした女子校生じゃないか)
しかし、実際には、それどころじゃなかった
サラリーマンが平日に有給使って休むのはサラリーマンの当然の権利だが、今そんな事をするやつはほとんどいない
サッカーのワールドカップを見たいとかの理由で堂々と有給とったなんてのは今は昔の夢物語になってしまってるのだ。
そんな事すれば、どこの会社でも鬼塚汰朗と呼ぶべき人物がいて神経性胃炎に悩まされながらネコできばららして耐えながらリストラの餌食を物色しているのに、引っかかってしまう。
だから、この時期の俺の欠勤は周りから、あいつもリストラに近づく事しやがってと冷ややかに見られてたのかもしれない。
わが社は今のところ大規模なリストラをやってないが、まだまだ好景気には時間が、かかりそうだから不安である。
サラリーマンは会社を離れると、全く待遇が保証されない
だから会社と運命を一体と勘違いしてしまう。
俺にもそうゆうところがある
出版社ずとめのあいつにも
だから自分の才能だけを信じてフリーで女優やってるE美に余計惹かれるのかもしれない。
それでもなんやかんやで仕事をこなし、やっと週末
「♪君よ、ずっと幸せに
風にそっと歌うよ
君、そろそろ起きてよ
♪愛と知らずに
ダメじゃないか
ほらほら先生におこられるよ~
♪君が好きだと」
突然ベッドの横の棚の上の龍馬くん福山雅治バージョンの端正な顔
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