8598人が本棚に入れています
本棚に追加
/281ページ
二人がいる場所は第三校舎の屋上。屋上に置いてあるベンチに二人で腰掛けていた。
修行が休みになった理由は、クラウドが用事で不在であり、その旨を伝える際にクラウドが、
「今日は身体を休めろよ」
と二人に言い残して出掛けていったため、二人は突然暇になった時間を浪費しているのである。
「にしても、こうもやることないとマジで暇だなぁ」
「あんたが暇なだけで、こっちは部屋の掃除とか夕飯の買い出しとかやることいっぱいあるんだけど」
「それでも俺に付き合ってくれるなんて、ミラは優しいよな」
ブライの言葉にミラの顔は一気に赤く蒸気した。
最初のコメントを投稿しよう!