プロローグ きっかけ

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俺の名前は 高峰鷹也 (たかや) もうすぐ高校生になる! 生まれも育ちも福岡県 身長は174センチ 体重59キロ 誕生日は8月8日 とりあえず最低限の 自己紹介はこんな もんだろ。 さて、そんな生まれも育ちも福岡県の俺が、今いるのは…東京だ! 何故かって? それは、福岡を離れて都内でも有数の有名私立進学校に通うことになったからだ! それまた何故って? …よくぞ聞いてくれました! 中3の夏…俺は自分の生涯を振り返り、大した目的もなくただ淡々と日々を過ごしてきた。 男子校だったため、彼女も出来ない寂しい青春…そんな生活を反省し、変わる機会を探した。 そして俺は閃いた! 新しい土地に行こう! 俺は親に話を持ちかけた。 だけど、取り合ってももらえなかった… だが、引き下がるわけにはいかない! 俺は父さんに食い下がった。 「絶対に東大に入ります! だから東京で俺のやりたいことを見つけさせてください。 お願いします!」 将来の事にウルサイ父は 「絶対だな?」 と聞いてきた。 「はい」 俺はまっすぐ父を見て答えた。 「………」 お互い黙っていた。 …俺が口を開こうとしたときだった 「許す。この約束忘れるなよ。 男に二言はないからな。」
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