次の日の有明先生と瑞穂さん

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「帰りましょうか」 沈黙を破ったのは有明だった。 顔を見ないようにして立ち上がる様子は少し照れてるようにも見える。 (先生も意識してたんだ・・・) 気まずいような嬉しいような変な気持ちがわく。 二人黙って縦に並んで外まで歩いた。 「あの、わ、私ここから電車で帰りますから・・・」 「いや、きちんと家まで送ってくよ」 「・・・・・・」 黙り込むと察したのか 「こういう時他の先生も遠い場合は駅までだけど、そう遠くないなら家まで送るようになってるから安心して」 と一言付け足した。
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