次の日の有明先生と瑞穂さん

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瑞穂のマンションの前に着くと少しだけ安心してしまった。 「あれ?」 そのときはじめて疑問がわく。 「どうして私のうち知ってるんですか?」 「ん?ああ・・・」 有明は少しだけ笑ってこう答えた。 「俺も同じマンションに住んでるんだよ」 「え?!」 その事実に声がひっくり返る。 その反応にふふっと笑って有明はつけたした。 「何回か会ってるんだけど全然気づかないから」 そうか・・・ そうだったのか・・・ 今まで何の接点もなかったと思っていた瑞穂だったが少しだけ納得した瞬間だった。
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