62824人が本棚に入れています
本棚に追加
/1270ページ
「まさか瑞穂さんと学校でじっくり話せると思ってなかったから驚いたよ」
有明が口を開く。
瑞穂は二人だと無言になるかも、と思っていたので少し安心した。
「私もです。最近有馬さんと結ちゃんと仲良くなっちゃって」
「ハハ、休み時間一緒にひきずられて来るもんね」
「先生はモテますねー」
何も考えずに言葉にして、ちょっと恥ずかしくなる。
「そうでもないよ。ただ先生の中でも一番俺が若いからだよ」
有明の言葉に瑞穂はまた少し違和感を感じた。
（図書室でもそうだったけどこの違和感は何だろう･･･）
最初のコメントを投稿しよう！